NVIDIA が RTX GPU の 50 シリーズを正式に発表しました。これを動作させるには、予想されていた通り高い電力が必要となります (5090 には 575W 必要)。幸いなことに、5090 と他の 50 シリーズ GPU に必要なのは、12V-2x6 ケーブル 1 本のみです。
ただし、これまでの GPU よりもこのケーブルで対応可能な最大 600W に近い電力を活用するため、電源ユニットがそれに対応できるかを確認することは重要です (電源容量計算ツールをご利用ください)。それでは、RTX 5090 の要件を見てみましょう。
5090 が NVIDIA の新しい最高性能製品であることを考えると、575W TGP は確かに高い数値ですが、懸念の必要はそれほどありません。CORSAIR では、この強力な GPU に簡単に対応できるオプションをいくつかご用意しています。それらをご紹介します。
5090 の消費電力と通常の PC に搭載されるコンポーネントの消費電力を合わせても、1500W をはるかに下回りますが、5090 の価格と能力の高さを考えると、カスタム構築の中心的な存在になることが予想されます。9000D のようなケースが必要な構築、デュアル水冷ループ、20 台以上のファン、複数のマザーボードを必要とする構築などには、CORSAIR HX1500i が必要です。さらに、80 PLUS プラチナ認証および Cybenetics プラチナ認証も取得しています。もちろん、5090 に必要な重要な 12V-2x6 ケーブルも付属しています。
強力なスペックをご希望の場合は、以下の HX1500i のパワーテーブルとケーブルリストに満足されることと思います。それほどのスペックを必要とされない場合でも、以下の情報は参考になります。
レール | +3.3V | +5V | +12V | +5Vsb |
最大電流 | 25A | 25A | 125A | 3.5A |
最大総ワット数 | 150W | 1500W | 17.5W | |
1500W |
ケーブルタイプ | 長さ | 本数 |
ATX Cable (24-pin) | 610mm (± 10mm) | 1 |
EPS / ATX 12V 8-pin (4+4) | 750mm (± 10mm) | 2 |
PCIe 8-pin (6+2) | 650mm (± 10mm) | 4 |
12V-2x6 (12+4) pin | 650mm (± 10mm) | 1 |
SATA (4 SATA) | 800mm (± 10mm) | 2 |
PATA (4-pin) | 750mm (± 10mm) | 2 |
USB (TYPE C) To 10-1 Pin | 525mm (± 25mm) | 1 |
ミドルタワーケースまたはフルタワーケースで通常量のコンポーネントを使用するのであれば、1200W 電源ユニットで十分でしょう。CORSAIR HX1200i はその高効率のオプションです。HX1500i と同様 80 PLUS と Cybenetics の両方でプラチナ認証を取得していますが、総容量が低いため、価格がかなり手頃であり、5090 や 40 シリーズ以降の GPU に必要なケーブルも付属しています。
以下に HX1200i のパワーテーブルとケーブルリストを示します。
レール | +3.3V | +5V | +12V | +5Vsb |
最大電流 | 25A | 25A | 100A | 3A |
最大総ワット数 | 150W | 1200W | 15W | |
1200W |
ケーブルタイプ | 長さ | 本数 |
ATX Cable (24-pin) | 610mm (± 10mm) | 1 |
EPS / ATX 12V 8-pin (4+4) | 650mm (± 10mm) | 2 |
PCIe 8-pin (6+2) | 650mm (± 10mm) | 3 |
PCIe 8-pin (6+2) (6+2) | 775mm (± 10mm) | 2 |
12V-2x6 (12+4) pin | 650mm (± 10mm) | 2 |
SATA (4 SATA) | 800mm (± 10mm) | 2 |
PATA (4-pin) | 750mm (± 10mm) | 2 |
USB (TYPE C) To 10-1 Pin | 525mm (± 25mm) | 1 |
上記 2 つのオプションもフルモジュラー式ですが、RMx SHIFT 製品ラインナップも検討に値します。80 PLUS と Cybenetics の両方でゴールド認証を取得しているだけでなく、Zero RPM モードにも対応し、10 年保証も付いています。
ケーブルは電源スイッチの反対側ではなく、マザーボードトレイの背面近くで接続されます。これにより、構築、ケーブル管理、将来のアップグレードが簡単になります。
以下に RM1200x SHIFT のスペックを示します。
レール | +3.3V | +5V | +12V | +5Vsb |
最大電流 | 25A | 25A | 100A | 3A |
最大総ワット数 | 150W | 1200W | 15W | |
1200W |
ケーブルタイプ | 長さ | 本数 |
ATX Cable (24-pin) | 610mm (± 10mm) | 1 |
EPS / ATX 12V 8-pin (4+4) | 650mm (± 10mm) | 2 |
PCIe 8-pin (6+2) | 650mm (± 10mm) | 4 |
PCIe 8-pin (6+2) (6+2) | 775mm (± 10mm) | 2 |
12V-2x6 (12+4) pin | 650mm (± 10mm) | 1 |
SATA (4 SATA) | 800mm (± 10mm) | 2 |
PATA (4-pin) | 750mm (± 10mm) | 2 |
5090 または 50 シリーズ GPU のいずれかを検討中の方向けに、最新の NVIDIA GPU の電源供給に関する混乱を解消するため、便利なインフォグラフィックをいくつかご用意しました。12VHPWR/12V-2x6 の説明は一般的なものですが、ケーブルの図は CORSAIR 製電源ユニットのものです。
どの電源ユニットを 5090 と組み合わせればよいのか迷っている方のために、最適な判断を下すのに役立つツールをご紹介します。
また、次世代 NVIDIA GPU を最大限に活用するため、世界トップクラスの CORSAIR コンポーネントで構築されたさまざまな事前構築済み RTX 5090 ゲーミング PC も提供しています。
注意 - 50 シリーズ PC は米国でのみ入手可能です。
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