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CORSAIR iCUEとRiot Vanguard

Riot VanguardはRiot Gamesが独自チューンを施したゲームセキュリティソフトで、コンペティティブ・インテグリティ(競技の公正さ)をできうる限りの高い水準で確保でき、維持するよう設計されています。しかしこのソフトウェアはカーネルレベルで実行されるため、脆弱が部分が発見されています。つまりこのソフトウェアはI/OコントローラーやCPUの制御レジスタ、敵の位置などの情報を保持するRAMデータなど、コンピューターの低レベルの機能を監視し、操作する権限を持っていいるということです。

問題は、不正行為者がこのレベルでソフトウェアを実行し、このデータを使って不当に優位に立とうとするときに生じてしまいます。このレベルを監視する機能を持っていなければ、データが真実なのか、それとも不正プログラムによってすでに操作されているのかを知ることは難しいです。不正行為者を検出しようとする場合、低レベルの監視機能を許可することは非常に理にかなっているように思えますが、このことは、CORSAIR iCUEを含むハードウェアの監視および制御ソフトウェアで問題を引き起こすことにもなります。

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問題を解決するには

League of LegendsやValorantをプレイしている場合、ゲーム中は常にRiot Vanguardを使用する必要があります。問題がなければ、何も変更する必要はありません。しかし、問題が発生した場合は、ゲームを起動する前に一度iCUEを終了してください。システムトレイを確認し、iCUEのロゴをクリックし、"Quit "ボタンをクリックすることを忘れないでください。

これが理想的な方法ではないことは理解しています。しかし不正行為を減らし、素晴らしいゲーム体験を生み出すためにRiotが行ってきた対応は素晴らしいです。iCUEの機能に妥協することなく、できる限りの調整を行いましたが、一部のユーザーには引き続き問題が発生する可能性があります。私たちは今後もソフトウェアをアップデートし続け、両プログラムが時間とともに進化していく中で、抜本的な解決策を探っていきます。

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Windows、iCUE、Vanguardを含むすべてのソフトウェアが最新であることを確認してください。キーへの機能の割当やリマップなど、ゲーム体験を向上するためにiCUEを使用している場合は、iCUEを実行せずに機能を追加し続けることができるように、ハードウェア機能のセットアップに関するガイドをチェックしてください。Riot Vanguardの詳細については、Riotのサポートページをご覧ください。

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